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軽巡洋艦 長良を作る! [1/700長良]

露天艦橋シリーズ第2弾は軽巡洋艦長良です。

nagara.jpg
画像は1936年(昭和11年)9月27日〜28日、
上海入港時に撮影されたものとされています。
この画像だとよく見えませんが、
別のアングルからの画像だと艦橋上部には白い天幕が張られています。
後部カタパルト付近をよく見ると、偵察機がカタパルト上とその脇に
計2機搭載されていて、ここら辺もなかなか興味深いです。
この当時の長良を作ってみたいと思います。
背景に写っているいる大きな建物は上海ブロードウェイマンションですね。
上海租界に建てられた当時東洋一のビルです。今でも上海にあります。
ビルの竣工が1934年ですから、この時はまだ完成して間もない頃です。

DSC06073.jpg
この頃の長良を選んだ理由のひとつに、
比較的資料が手に入りやすいというのがあります。
資料には、
モデルアート社刊 艦船模型スペシャル No.29
光人社刊 日本海軍艦艇写真集14 軽巡長良型
を使用します。

DSC06071.jpg
長良のキットはタミヤから発売されていますが近場で売ってませんでした。
太平洋戦争時の対空兵装強化時のバージョンなので、
改造で何とかなるか確認したかったのですが…。
そこでフジミのシーウェイシリーズを購入したのですが、
どうしてもそこから作り込む気になれず、
とりあえず買って積んでいた名取を改造して作ってみたいと思います。
ちょっと大変そうです。

船体の工作(1) [1/700長良]

どうも夏場は工作ペースが落ち気味で更新間隔が長くなってしまいます。
スミマセン。

名取は積んでいたプラモなんですが、山の下の方にあったためか
箱を開けてみると船体がひどく歪んでいました。
そこで歪みを矯正するための処置を考えました。

ホームセンターで以下の治具を購入。
フリープレート(千鳥穴) 15mm幅×292mm長。150円。
3.3mm径と4.9mm径の穴が交互に開いています。
アルミ平棒 2mm厚×10mm幅×1000mm長。285円。
160mmの長さにカットしました。

船底パーツにナットを取付け、フリープレートの上にパーツを固定します。
前回の13号駆逐艦でやったように、これを船底パーツに接着して歪みを矯正します。
バラストの役割も兼ねます。
DSC06088.jpg

コニシのGクリヤーボンドでアルミ平棒を接着。
乾燥するまでCクランプとクリップで固定しました。
DSC06078.jpg

機雷運搬軌条の裏側のモールドがアルミ棒と干渉することがわかり、
かなり削りました。(マジック部分)
DSC06081.jpg

軽巡多摩を作ったときに気が付いていたのですが、
1番2番魚雷発射管の取付けモールドの位置が若干後ろすぎるので
削り取って再制作します。
プラ棒をガイドモールドに差し込んで接着。
乾燥後、ノミと耐水ペーパーでならします。
削ったモールドは0.5mm厚のプラ板で再制作。取付けは最後の方になります。
DSC06086.jpg

前甲板
アンカーチェーンモールド、エッチング置き換えのため切削。
艦橋基部指令塔モールド部、艦橋形状修正のため切削。
錨鎖甲板縞鋼板、一部モールド除去。
パラベーンガイドモールド、キャットウォークガイドモールド、埋め。
魚雷発射管基部モールド除去。
DSC06090.jpg

中央楼甲板
8cm高角砲基部モールド切削。
3番煙突後部構造物モールド切削。
ラジアルダビットガイドモールド、一部埋め。
舷側がわリノリウム押さえモールド除去。
他にも甲板上の構図物配置が異なっているようですが
こだわるとキリがないため、残りはこのままとします。
DSC06095.jpg

後甲板
絡車、副錨、エッチング置き換えのため切削。
爆雷装填台及び投射器、不要のため切削。
水密扉、右舷側巻き上げ機、位置大きさ変更のため切削。
旗竿ガイドモールド埋め。
DSC06097.jpg

舷側
舷外電路、アンカー等モールド除去。
DSC06105.jpg

船体の工作(2) [1/700長良]

関東は雨が降って、久々に涼しい1日となりました。
昨晩はクーラなしでぐっすり眠れて気分がいいです。

さて長良ですが、なんとか船体の歪み矯正に成功しました!
フリープレートを用意して、そこに船底を固定するところまでは前回報告しました。
当初そのまま放置しておけば歪みはとれるだろうと思っていたのですが、
何日たっても歪みがとれません。
これは熱を加えるしかないと思い、加熱の方法を考えました。
ヘアドライヤーで加熱する案とお湯で加熱する案、2案を考えましたが
お湯で加熱する方法を採用する事にしました。
ドライヤーでは調温が難しいですが、
お湯であれば大気圧条件下なら100℃以上になりません。

お湯をわかして洗面器へ。最初は熱めのお風呂くらいの温度、40℃から始めました。
タミヤのプラスチック(スチロール樹脂)の特性がわからないので
低い温度から徐々に上げていく事にしました。
40℃のお湯にフリープレートに固定した船底を浸けて1分放置。
引き上げて冷水で冷却。しかし歪みに変化はありません。
徐々にお湯の温度を上げていきましたがやはり変化がなく、
最終的に沸騰したお湯を洗面器にあけ(この時点で80〜90℃)そこに
船底を沈めて1分放置で、歪みがとれました。
船体側のパーツも歪んでいたので、フリープレート上にマスキングテープで固定して
同様の処置をとりました。

注意点としては、やけどに注意する事と、各メーカーごとにプラスチックの
温度特性が異なるので、温度管理に気をつける必要があることです。
ピットロードや今のフジミのプラ素材ならもっと低い温度で矯正できると思います。
DSC06132.jpg

やっと次の工程に進めます。
後部魚雷発射管室に省略されている床を0.3mm厚のプラ板で作ります。
魚雷発射管もプラ材とのばしランナーでディティールアップしました。
阿武隈では艦尾側の壁がなく解放された状態になっている事がわかっているのですが、
他の同型艦はどうなのでしょう。写真を調べてみましたが今ひとつはっきりしません。
写真によってはあいてるように見えるのですが、確証が得られないので
今回はとりあえず手をつけない事にします。
DSC06129.jpg

今回は舷窓の位置にこだわってみます。
特に中央楼の舷窓の数が大きく異なっているので、そこを修正しました。
高さも全体的に0.3mm上に移動。
中央楼の舷窓の高さについては、以前阿武隈制作時に知苦労度さんから
指摘を受けていたのですが、既に工程が進んでいて着手できなかった部分です。
心残りでずっとモヤモヤしてたのですが、今回修正できてスッキリしました。

右舷魚雷発射管の艦尾側に舷窓が2つあってキットでは幅が足りないため、
プラ板で延長しました。
ここの幅は右舷側と左舷側で異なっています。
写真で見る限り、左舷側はキットよりももっと幅が狭いように感じます。
どうもセルター甲板増設時にこのような形になったようです。
この部分は各艦各年代で微妙に異なります。
DSC06140.jpg

艦尾側舷窓は特に左舷側が異なるので修正しました。
艦尾右舷側及び艦首側は大きく異なる部分はなく、2〜3カ所修正したくらいです。
DSC06138.jpg

魚雷発射管室内部を先行塗装して取付。
船底と船体パーツを貼り合わせて、段差部分はパテでならしました。
DSC06146.jpg

船体の工作(3) [1/700長良]

いやー、涼しくなってきたと思ったらどっと疲れが出てきたのか、
ひどい夏バテ状態で何も手につかない状態のVANです。コンニチワ。
更新を心待ちにしている人(いたらの話ですが)には大変申し訳ないです。
許してヒヤシンス。(ペロ
なんかこんなこと去年も書いたなと思ってブログを見返してみると
やっぱり同じ時期に夏バテになってました。この時期はダメですね…。
なにしろテンションだだ下がりで、今のやる気を音楽で表すとこんな感じ。(音量注意)


新しい資料を入手しました。と言っても発行は2001年ですので、10年前の本です。
学研刊 歴史群像太平洋戦史シリーズVol.32「軽巡 球磨・長良・川内型」
DSC06155.jpg

こんな時は無理して工作しても大概いい結果にはならない訳で、
先週になって少しずつ作業を始めましたが、失敗、手戻りの連続でぐぬぬって感じです。

舷側にサフを吹いて継ぎ目を表現。普段なら一発で決まるのですが、
サフが剥離してしまったりで二度三度とやり直しました。
主錨部、繋船桁等、舷側モールドの復旧。フェアリーダーのエッチングを取付け。
DSC06152.jpg

他の部分も進めてはいるのですが、
記事にするほどまとまっていないのでそれはまた後ほど。
徐々にペースを元に戻していこうと思っています。

船体の工作(4) [1/700長良]

9月も半ばを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
長良は少しずつですが進んでおります。
甲板上の工作です。

前甲板
ホースパイプ入口モールド追加。アンカーチェーンをエッチングに置き換え。
ケーブルホルダー再制作。波切板追加。縞鋼板追加。
DSC06161.jpg

中央楼甲板
のばしランナーでリノリウム押さえモールド復旧。
ウォータースパンモールド追加。洗い場復旧。
DSC06160.jpg

艦尾甲板
爆雷投下台追加。
DSC06166.jpg

舷側にサフを吹いたとき、マスキングを忘れていて甲板上にサフが被ってしまいました。
このまま塗装しても問題ないですが、少々ザラついた感じになってしまうかもしれません。

船体の工作(5) [1/700長良]

次はセルター甲板の工作です。
ベースとなっている名取とは平面形状が大きく異なるので、
ここは思い切って全部作り直すことにしました。
大きいスクラッチは初めてのことなので作る前はうまく行くか不安でしたが、
やってみたら案外簡単でした。悩む暇があったら手を動かしたほうがいいです。

写真を見ると甲板の厚みがだいぶ薄いようです。キットパーツは約0.5mm厚ですが、
0.3mm厚のプラ板から切り出すことにします。
甲板の平面形状は、艦スペNo.29長良の図面を1/700に縮小して型紙にしました。
型紙をセロテープで貼付けて、角や中間点をケガキ針でプロットします。
型紙をはがして切り出します。
いきなりプロット点をカットするのではなく、大まかに切り出し徐々に切り詰めて、
最後は棒ヤスリなどで調整するようにすると失敗が少ないと思います。
DSC06176.jpg

リノリウム押さえのモールドをのばしランナーで、
14cm単装砲の基部を0.3mmプラ板で作りました。
カタパルト基部は最後にキットパーツから切り出して使用します。
DSC06194.jpg

下部構造物を箱組みします。0.5mm厚プラ板を使用しました。
甲板の厚みが薄くなっている分、
構造物の高さはキットパーツよりもわずかに高くなってます。
キットと高さの擦り合わせをしっかりやっておくのが重要です。
水密扉の位置は写真を参考にしましたが、わからない部分は
阿武隈や球磨型等を参考にしました。
今回は2カ所ほど水密扉を開いてる表現に挑戦してみます。
ピンバイスで上下2カ所に穴をあけデザインナイフで穴をつなげるようにカット。
角もデザインナイフで大まかに整えました。
DSC06180.jpg
DSC06190.jpg

甲板と構造物を接着します。
DSC06211.jpg

本体と合わせてみます。ピッタリです。まだ接着はしません。
DSC06230.jpg

阿武隈同様、5番砲と6番砲の間に通路があります。
DSC06221.jpg

今回で船体の工作は終わりです。

煙突の工作 [1/700長良]

暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。というか寒すぎ!
煙突の工作です。

側面の小煙突は0.8mm径のプラ棒で延長しました。
DSC06254.jpg

煙突側面のモールドを一部削って
0.3mm径ピンバイスで雨水除去装置の排水口を開けました。
ジャッキステーをのばしランナーで復旧。
DSC06244.jpg

上部は開口して0.5mm幅のプラストライプで整流板を取付け。
DSC06253.jpg

艦スペの外形図を参考にして、0.1mm径銅線でファンネルキャップを取付け。
なかなかうまく行かず、何度もやり直すことになって時間がかかってしまいました。
1番煙突は中央に仕切り板があって前後に分かれてるんですね。
2番3番はそれぞれファンネルキャップの形状が異なりますが、
なぜそうなっているのかはよくわかりません。
DSC06272.jpg

次は艦橋の工作に移る予定です。

艦橋の工作(1) [1/700長良]

第51回全日本模型ホビーショーでタミヤが満を持して1/350大和を発表しましたね。
全リニューアルとのことで、最新考証と技術を注ぎ込んだ大和がどんな物になるのか
とても楽しみですね。
VAN自身はあまり大和には思い入れは無いのですが、やはり日本海軍の象徴というか
おいそれと手を出せない畏怖にも似た感情を持っています。
たぶん人生最後に作る模型は大和なんだろうなと思っています。
個人的に注目したのは、ピットロードからDD115護衛艦あきづきの発表があったことです。
ひゅうが並みかそれ以上のクオリティを期待したいです。
またウォーターラインブランドとのバッティングになるんでしょうか。
ウォーターラインブランドの中で唯一息をしているアオシマの今後の動きにも
注目したいです。

艦橋のディティールアップを行います。
タミヤのキットは球磨型軽巡の船体を流用しており、甲板上に艦橋基部が残っています。
その上から艦橋パーツをかぶせる構造になっているため、艦橋構造全体が大きめで
正面の平面形状が実物と異なっています。
すべてを修正しようとすると、一からフルスクラッチすることになってしまいますので
できるだけキットを生かしていきたいと思います。
DSC06280.jpg

まず正面の平面形状を修正します。
13mm四連装機銃のブルワークを除去し、該当箇所をカットして
0.5mm厚プラ板を入れ込みました。
ヤスリがけ時にエッジを損なわないように注意しました。
DSC06282.jpg

背面はこんな感じに通路を設けました。
DSC06288.jpg

各ステージは0.3mm厚プラ板で作り直しました。前薔の主柱が垂直になるように
十分に擦り合わせを行いました。
DSC06295.jpg

艦橋の工作(2) [1/700長良]

艦橋の続きです。
羅針艦橋部分はだいぶ削って床面を設置しました。
DSC06304.jpg

写真を見ると、羅針艦橋と後部信号所との床面レベルが違うようです。
このようにしてみました。
DSC06307.jpg

床面の裏側に0.3mmプラ角棒で補強材を追加しました。
DSC06318.jpg

13mm四連装機銃座のブルワーク。
DSC06325.jpg

いろいろと細かいモールドを追加しました。ちょっとゴテゴテし過ぎかも…。
艦橋の画像から、正面の艦橋窓枠上部に防弾板(?)らしき板があるように見えたので
設置してみました。
DSC06329.jpg
DSC06335.jpg

艦橋はこのへんでいったん止めておきます。

兵装の工作 [1/700長良]

兵装の工作を行いました。

14cm単装砲のディティールアップをしてみました。
砲身を既存のパーツ(A9)から静協の小型艦艇兵装セットの
潜水艦用14cm単装砲(X31)の基部をカットして置き換えてみました。
こちらの方が砲身が細くシャープです。
防盾は下面をカットして内側をナイフでカンナがけして薄く。
内側奥も1.0mmピンバイスで深く彫り込むことで、
ちょうどいい位置に砲身をもっていくことができます。
DSC06354.jpg

前部魚雷発射管は適当なプラ材でディティールアップしました。
DSC06361.jpg

13mm連装機銃と四連装機銃。
フライホークのエッチングパーツ、
日本海軍対空火器セット I(FH700030)を使用しました。
連装機銃は3パーツ、四連装機銃は4パーツで構成されています。
DSC06341.jpg

甲板の塗装・マスキング [1/700長良]

製作時間がとれず、気が付いたら2週間以上も更新を怠ってしまいました。すみません。
リノリウム甲板の塗装とマスキングをちょこちょこやっておりました。
DSC06375.jpg

マスキングは短時間で一気にやってしまいたい所ですが、9日間もかかってしまいました。
このあと外舷手摺の取付けに入ります。

船体の塗装 [1/700長良]

外舷に手摺を取付け、船体の塗装を行いました。

DSC06392.jpg
DSC06383.jpg
ハルラインを引くと一気に船っぽくなりました。
ぐっと完成に近づいた気がします。

DSC06385.jpg
煙突もマスキングをして塗り分け。

DSC06378.jpg
艦尾の爆雷軌条は右舷側を左舷側と同じ長さに延長。
巻き上げ機も移動しました。
おゆまるでモールドを写し取り、エポキシパテで複製しました。
分割線が目立ちますが、他に良い方法が思いつきませんでした。

できるだけ年内に完成させたいですが、どうなるか。

甲板上のディティールアップ(1) [1/700長良]

年内完成に向けてピッチを上げて制作していたところ、
流し込み接着剤を転倒させるという事案が発生。
状況:
製作中誤って指に触れた流し込み接着剤の容器が転倒。溶剤の約半量が流出。
たまたまふたを開けていた小物パーツ入れの中に流入。
被害程度:
塗装済み完成状態のカッター4艘、喪失。
戦訓:
塗料溶剤などのふたはその都度こまめに閉める。
DSC06432.jpg

セルター甲板を取付け、甲板上のディティールアップを行いました。
あらかじめモールドを削ってあった後部甲板上に、
昇降口、キャプスタン、副錨、絡車などを取付け。
ダビットはファインモールドのナノドレッドシリーズ
「ラジアルボートダビットセット2(駆逐艦用)」を使用しました。
基部の高さが高いので、半分くらいカットした方がいいと思います。
右舷側セルター甲板支柱は、0.5mm幅プラストライプとのばしランナーを使用しました。
DSC06405.jpg
DSC06409.jpg

煙突、給気塔も取付けました。
DSC06415.jpg

パラベーンもプラ材と銅線を使ってディティールアップしました。
左がディティールアップ後、右がディティールアップ前です。
DSC06400.jpg

パラベーン用ダビットはJ型にカーブしたタイプなので0.2mm真鍮線で作りました。
魚雷発射管はキットの物をディティールアップして使用してますが、
これは六年式53cm連装魚雷発射管なので、
本来の八年式61cm連装魚雷発射管とはディティールが若干異なります。
先日ピットロードから「1/700 新 WWII日本海軍艦船装備セット4」が発売されて
その中に八年式もありますので、そちらも使ってみるのもアリかと思います。
DSC06420.jpg

甲板上のディティールアップ(2) [1/700長良]

甲板上のつづきです。

前甲板と中央楼甲板をつなぐキャットウォークはプラ材を使って作り直しました。
左右両舷方向に伸びているプラ角材は、
チェーンブロック等の揚重機器を移動させるためのランウェイで
本当はH鋼かI鋼ですが0.5mmプラ角棒で代用しました。
写真を見ると結構長く伸びているように見えたのでこのようになりました。
DSC06462.jpg

山ノ内5cm礼砲をプラ素材などでスクラッチしました。
砲身がやや長いことに気付いて、この後少しカットしました。
DSC06457.jpg

それぞれ塗装して取付け。
DSC06487.jpg

中央楼甲板、3番煙突から方位測定室までの構造物は
写真を見ながらプラ材でスクラッチ。
写真が不鮮明でよくわからなかったので、
アオシマの1/350長良のキットを参考にしようと考え調べてみると
なんと、何も構造物のないツンツルテン…。
「よくわからんのでユーザーの方で好きにしちゃって」という
ある意味潔いキットですね。アオシマの1/350。
艦スペの図面とは若干解釈を変えています。
DSC06450.jpg

セルター甲板左舷側にある詳細不明の機器。
DSC06466.jpg

それぞれ塗装して取付けました。
DSC06480.jpg

うーん、年内完成はちょっと無理かも…。

艦橋の工作(3) [1/700長良]

防衛省が次期戦闘機をF-35Aにしたい旨の答申を政府に行いました。
いわゆる内定です。政府の安全保障会議と閣議を経て正式決定になります。
カタログスペックと先進性を見れば、確かにこれしか選択肢はないのですが、
ライセンス生産部分や国内組立工程がどこまで許されるのか、
2016年の納期に間に合うのか、金額はどうなるのか、などいろいろ不安な面も多いです。
後になって、こんなはずではなかった…、ということにならないよう
アメリカとの本契約は、抜け目なくしっかりと行ってほしいものです。

長良は艦橋の工作の続きです。
今回は重大な失敗の報告が2件あります。

艦橋構造物の後部にステージを取付けました。
DSC06449.jpg

艦橋内部も作りましたが資料がないためほとんど想像です。
ステージ後部に追加された作戦室は前薔といっしょに後で取付けます。
DSC06479.jpg

前薔主柱が垂直に立つかどうか擦り合わせを行います。
ここで重大な誤りに気が付きました。
測距儀と前薔測的所支持金物とが干渉してしまいます。
DSC06441.jpg

もともと艦橋構造物のパーツが大きめに作られていることは
以前のエントリで指摘していましたが、
そのことを失念して実物写真を参考にしてディティールアップを進めたために
艦橋の全高が実測で1.5mmほど高くなってしまいました。
これは前薔の方で調整するしかなさそうです。

失敗がもう一点、この長良、露天艦橋シリーズの第2弾として作り始めましたが、
設定の1936年(昭和11年)の時点で露天艦橋ではありませんでした。
満州事変(1931年(昭和6年))の出師準備で多くの艦が固定天蓋に変更されたようで、
長良もそれに準じたものと思われます。
当初、光人社刊「日本海軍艦艇写真集14 軽巡 長良型」p.14の写真を見て、
露天艦橋だな、と判断したのですが、どうもこれは固定天蓋に日光が反射して
白く写っているようです。
同時期に上海で撮られた写真にキャンバストップのものがないことから、
おかしいな、とは思っていたのですが、検証不足でした。
よって、「露天艦橋シリーズ第2弾」という看板は外させていただきます。

ということで、固定天蓋を0.3mmプラ板で作成。
DSC06488.jpg

塗装して取付け。
手旗信号台の位置は写真からこう解釈しましたが、自信がありません。
DSC06499.jpg

船体に取り付けました。14cm単装砲も同時に取付けました。
DSC06507.jpg

前檣後檣の工作 [1/700長良]

なんというか、あっという間に年末ですね。
今年は大掃除もままなりません。

海人社刊 世界の艦船増刊「日本巡洋艦史」買いました。
DSC06596.jpg
明治の海軍創成期から太平洋戦争末期に至るまでの巡洋艦とそれに準ずる艦の歴史を
美麗で精細な写真と共に見ることができます。
VANにとっては初見の写真が多く、特に迷彩塗装を施した軽巡由良など
大変興味深かったです。ぜひわがシマシマ艦隊に加えたいものです。
「日本巡洋艦史」は以前にも発刊(1991年9月号増刊)されていて、
今回はその新装版になります。
実は半年前、船の科学館の宗谷の前にある土産物売り場でこれを見ました。
買おうか買うまいか悩んだ末に買わなかったのですが、
帰ってから絶版と知って非常に悔しい思いをしました。

長良はマストの工作に入ります。
前 檣
艦橋そのものが高くなり測距儀と干渉してしまう問題については
前薔の高さを高くすることで解決することにしました。
ややバランスを欠きますが仕方ありません。
主柱基部にプラ棒を継いで高くします。
それに伴い支柱頂部の接合点の位置も高くしました。
測的所の屋根はキットで使用しない球磨型の屋根を加工して取付けました。
予備指揮所の形状が若干異なるようなので、プラ材で作り直しました。
DSC06543.jpg

キャンバスを張って船体に取り付け。艦橋後部に増設された作戦室も取付けました。
110cm探照灯はファインモールドのナノドレッドシリーズを使用しました。
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(追記)90cmから110cm探照灯への換装時期は1939年以降なので、設定の1936年ではまだ90cm探照灯です。ただ、ファインモールドのパーツだと90cmはシャッター付きのものになってしまうので、このままにしておきます。(追記終わり2012/02/05)

後 檣
探照灯台はプラ版で1灯のものに作り替えました。
DSC06519.jpg

デリックのブームは球磨型に使用するパーツを2つ組み合わせました。
この頃の長良のブームが、ポールなのかトラス組みなのかいまいちはっきりしません。
DSC06514.jpg

塗装して取付け。艦尾信号灯も追加しました。
キャンバスはアップで見ると結構ガタガタですな。遠目だといい感じなのですが…。
DSC06564.jpg

トップマストは今取付けると引っ掛けてしまいそうなので、
最後の方で付けることにします。
DSC06571.jpg

固定天蓋の範囲について低空飛行さまからご指摘を頂き、修正することにしました。
画像の右がキットパーツ、左が修正後の天蓋です。
キットパーツを見て何の考えもなくコピーしてしまったのが原因です。
己の至らなさを反省。低空飛行さま、ありがとうございました。
DSC06526.jpg

手旗信号台の位置も変更しました。
艦橋まわりの考証は十分でなく、間違っている可能性が多分にありますので
この作例では参考にはなりません。
DSC06557.jpg

今回で年内の更新は最後です。結局長良は完成せず来年に持ち越しです。
今年の完成品は3隻でした。もっといっぱい作りたかった…。
DSC06578.jpg

地震、津波、原発事故、洪水…、今年は本当にいろんなことがありましたね。
皆様にとって来年こそ本当に良い年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
それでは、良いお年を!

伝声管・カタパルトの取付け [1/700長良]

年末年始はあまり作業が進みませんでした…。

艦載艇を取付ける前に、伝声管の取付けをおこないます。
写真を見ると、艦橋部から艦尾方向に向かって伝声管が伸びています。
0.2mm径の銅線を2本貼り合わせて塗装して取付けました。
伝声管はあらかじめ曲げておいてから取付けています。
DSC06612.jpg

行き先がよくわからなかったので、想像で測距儀と方位測定室にしました。
睦月や第十三号駆逐艦と同様に、目立たない部分でいくつかのパーツに分割しています。
カタパルトはプラーパーツにティッシュペーパーをかぶせて、
キャンバスに包まれた状態にしました。
爆発筒のあたりは色の違うキャンバス(?)で覆われているようなので
オリーブドラブで塗りました。トラックの荷台の幌のイメージです。
DSC06629.jpg

セルター甲板右舷の支柱を軽巡鬼怒を参考にやり直しました。
DSC06624.jpg


艦載艇の取付け [1/700長良]

トラブルで喪失したカッターを再度作り直し、取付けました。

艦スペNo.29の図面より、30ftカッター3艘、9m内火艇1艘、11m内火艇1艘。
大きさ不明の通船は7mカッターで代用しました。
DSC06634.jpg

艦載艇を短艇甲板に取り付け。小型のラジアルダビットはライオンロアの
「1/700日本海軍ボートダビット(小型艦用)」LE700039を、
大型のラジアルダビットはファインモールドのナノドレッドシリーズ
「1/700ラジアルボートダビットセット(大型艦用)」WA6を使用しました。
のばしランナーでダビット周りの張り線を少しだけおこないました。
DSC06637.jpg

舷側をエナメルの焦げ茶とジャーマングレーで少しだけ汚しました。
ついついやりすぎてしまうので、今回は控えめを心がけました。
吃水標は過去に作った艦のデカールを流用しました。
艦首紋章付近の作りが違う事に今更気付きました。もう直せない…。orz
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艦載機の工作 [1/700長良]

今回制作の長良は、九〇式2号水上偵察機を2機搭載しています。
しかし、静協の武器セットには九〇式2号水偵はついていません。
ピットロードから発売されている武器セットの中にありますが、
手近なところで入手できなかったので、
手元にある材料でセミスクラッチしようと思います。

静協の大型艦兵装セットから、胴体は九五式水偵(W21)、尾翼部分は九四式水偵(W11)、
主翼は九四式水偵(W9,W11)、フロートは零式水偵(W20)と九五式水偵(W19)
のパーツを使用しました。
DSC06603.jpg

1機分の主翼部ステーはエッチングのあまりを使用。
他の部分はのばしランナーを使用しました。
DSC06649.jpg

主翼は下面を削り厚さを半分にしました。
水平尾翼には切り込みを入れ、垂直尾翼は削ってそれらしく整形しています。
DSC06659.jpg

他と比較してみます。左が九四式水偵、右が九五式水偵、中央が九〇式水偵になります。
DSC06656.jpg

塗装とデカールを貼って完成。
機体はXF-16アルミシルバーとH-23シャインレッドを使用しました。
このカラーリングは結構好き。
DSC06669.jpg

主翼上面に所属艦名が書いてある可能性がありますが、
はっきり確認できないため何も書かないでおきます。
DSC06660.jpg

VANは大戦期の航空機に関してはまったくの素人なので、
写真を見ながら「こんな感じか〜?」で作った「なんちゃって九〇式水偵」です。
その道の人に見せたら殴られそうな出来ですが
最初は九五式水偵を乗せてごまかそうと思っていたので、
それに比べたらマシな程度です。

次回は最後の仕上げです。

仕上げ、というか残件処理 [1/700長良]

来月ピットロードから1/700占守型海防艦が出ますね。
以前択捉型を改造して作りましたが、こちらも作って比較してみたいです。


長良はいよいよ仕上げですが、
最後になっていろいろと間違いや抜けてるところが見つかり、
修正に手間取りました。

前薔のトップマストを取付けました。
見えにくいですが艦橋部手旗信号台の位置を三たび変更。
固定天蓋端部より高い位置にしています。
13mm連装、四連装機銃も取付けました。
DSC06681.jpg

艦橋後部作戦室下面に、水偵の予備フロートが下がっているようなのでそこを再現。
となると、おそらく主翼の予備もどこかに格納されていると思われますが、
どこにあるのかわかりません。
DSC06683.jpg

後薔トップマスト取付け。
舵柄信号標識板は、右舷下、左舷上として面舵をとってるところにしました。
右舷側の標識板をなくしてしまい、0.8mmプラ棒をスライスしたものを取付けています。
DSC06675.jpg

九〇式2号水偵も取付けました。
並べてみてわかりましたが、かなり窮屈な配置です。
DSC06692.jpg

1番煙突2番煙突の間にある缶室給気筒上部には何もないものと考えていましたが、
写真で手摺のキャンバスが確認できたので、
少なくとも手摺が巡らされているのは確かなようです。
何があるのかはわからないので、とりあえず測距儀を設置しました。
2番煙突と3番煙突の間にある缶室給気筒上部は、
一段高くかさ上げしてあるのを見落としていました。
形状は阿武隈の艦内側面図を一部参考にしました。
DSC06699.jpg

次回、最終回です。

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